記事一覧

11月9日 本通りウォーク報告

ファイル 43-1.jpgファイル 43-2.jpgファイル 43-3.jpg

◇11月9日(土)第31回目の広島 元安橋東詰めー本通りー金座街往復コース 伊方原発再稼働反対ウォークの報告です。

出発予定の15:00の15分ほど前にスタート地点に行くと、
なんと、一方の広島県知事候補の支持者の方々が元安橋東詰めに集結し、
同じ時間・同じ地点から本通りを練り歩くようです。
選挙妨害になってはいけないので、急遽出発地点を少しずらし、
本通りのアーケードに少し入ったあたりからウォークを始めました。

今回は5人で歩きました。

今回は、伊方原発3号機再稼働問題についての広島県知事候補へのアンケート結果の報告の中に、広島市議会への請願署名用紙を挟んで配りました。
 ↓
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/ikata20131108_A4.pdf

広島から一番近い原発、広島市から100キロ、広島県境までは60キロの、
四国電力の伊方原発3号機の再稼働が迫っています。

現在の原発規制行政は、「原発過酷事故は起こり得る」ということを前提としています。
原子力規制委員会のシミュレーションによれば、伊方原発で福島第1原発事故なみの事故が起こった場合、広島市の被曝線量は1週間で4ミリシーベルトになり、
原子力災害対策指針に基づけば、広島市は「一時移転」の対象となります。
したがって、伊方原発3号機の再稼働問題は、広島県民の「生存権」の問題です。

広島県知事選挙を前に、広島県知事候補のお2方に、伊方原発3号機再稼働問題についてのアンケートを行いました。
両候補とも、文書で回答を寄せてくださいました。その内容を、上記の報告の中に示しています。
質問は、伊方原発3号機の再稼働に「明確に反対の意志表示をされますか? 黙認されますか? 積極的に賛成されますか?」という3択の質問にお答えください、また、できればその理由をお示しください、というものでした。
大西候補は、「明確に反対の意思表示をする」というお答えでした。
湯崎候補は、この3択の質問に対するお答えはありませんでした。
両候補とも、「伊方原発3号機の再稼働問題は広島県民の『生存権』の問題である」という視点からのお答えが無かったことが、残念でした。

広島県民の生命・健康・財産(広島県民の生存権)を守ることは、広島県知事の最も重要な責務であるはずです。
広島県知事になられる方には、ぜひとも、広島県民の生命・健康・財産(広島県民の生存権)を守るという責務を果たしていただきたいと思います。

今回参加してくださったNさんは、
今、日本中の原発が停止しているが「電力不足」にはなっていないこと、
現在、火力発電における天然ガスからの熱交換率を、従来の40%から61~62%にまで向上させる(原子力発電の場合は30%程度)技術革新がすでに行われていること、
原発を再開させる必要はまったく無い、ということを話してくださいました。

◇次回第32回のウォークは、
11月23日(土)15:00~16:00
元安橋東詰めー本通りー金座街往復コース
という予定です。
よろしかったらご参加ください!

*なお、前回(第30回)の報告で紹介した「伊方原発再稼働反対 広島市議会決議 請願行動進捗報告 No.2」の中で、請願の紹介議員になってくださった山内正晃議員のお名前が間違っていました。
大変失礼いたしました。お詫びして、訂正いたします。
http://hiroshima-net.org/yui/pdf/20131026.pdf