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議事録 2014年1月18日

議事録

◆年月日:2014年1月18日土曜日13時~16時
◆場所:中央公民館3階大会議室2
◆参加者:10人
網野、一ノ瀬、小林、佐藤、重広、哲野、原田、堀江、溝田、村上(五十音順)

◆今日の議題
「伊方原発再稼働に反対し広島市民の生存権を守る1万人委員会」(仮称)発足会

◆1.準備会代表あいさつ 
  原田による経緯説明

◆2.各自自己紹介

◆3.本日発足会とするかどうか議論

溝田:違和感を感じた、会員1万人を集めるのか。
原田:違います。共同請願人を1万人を集めるミッションを負う会である。
堀江:もうちょっと人数を集めてからのほうがインパクトがあっていい。発起人の数が1ケタと2ケタでは受け取る側の印象が違うと思う。
一ノ瀬:どうしたって人数があつまるかどうか。
重広:少なくても今日発足するんだと思って今日は来た。
溝田:1万人集めるんなら5~6人でもいいのでは。
哲野:(経緯説明)昨年8月ごろ請願を集めようと動き出して最初で1100人集まった。伊方原発反対という明確な目的なので少ないかと思っていた。これは行けると思い始めた。実際に市議会にロビー活動に行くと、与党議員も内心反対という人もいる。数が集まれば動かせるのではという感触がある。また、生存権問題ということを理解していただけると色に関係なく、原発賛成反対関係なく、署名が集まっている。
村上:僕は関係ないんですが。
哲野:関係あります。規約案をお読みください。
村上:スタートすることが大事ではないかと思う。最初の人数にこだわるのはよくわからないが、理由があるのか。
哲野:あくまで一般論だが、ある一定の規模の活動母体をつくる場合、ある一定の人数が必要だというのが一般常識にある。深い意味はない。桶狭間の戦いに一人飛び出した織田信長の考え方もある。
原田:会を重ねてもそんなに多くはならないと思う。最大限拡げては行く。
網野:初めてこの規約案を見たが、発足して規約が公開されたら、勢力拡大ではないかと疑念を持っている様子見の人も参加してもらえるのでは。高校生も諮問委員として入れる。まず発足したほうがいいのでは。

今日発足することに決定。

◆4.正式名称の討議・決定

仮称「伊方原発再稼働に反対し広島市民の生存権を守る1万人委員会」

堀江:ちょっと長すぎるように思う。紹介する時に言いにくい。じゅげむじゅげむじゃないけども。
哲野:原発問題はエネルギー問題なのか生存権問題なのか。
佐藤:他の反原発グループは生存権問題を表に出していないのか。
溝田:直接運動の中に取りいれたことはない。
佐藤:エネルギーじゃなくて、みんな反対っていうのは生存権の問題だからですよね。
原田:エネルギー問題にしたいのは市当局。(市当局の回答ややりとりを説明)
佐藤:おかしいですよね、あれだけの被害があって。
哲野:それが我々の実感なんですよね。
網野:この請願も原発再稼働という言葉の端だけを取り出してエネルギー問題にすり替えられている。
哲野:市当局だけではない、広島県、今回の都知事選の議論にも出ている。原発問題はエネルギ―問題、エネルギー問題は国の専管事項なので、地方自治体のテーマにはなじまないと言う、そういう理屈の立て方で我々の側が排除されていっている。
佐藤:なぜ地方独自で声を挙げるということができないことになっているのか。
哲野:なっているんじゃなく、出来るのだが誰もそれを指摘しなかったということだと思う。それで佐藤さんが言うように、福島原発事故で、これは我々が生きていく問題なんだと気が付いて指摘しはじめたということだと思う。

網野:伊方原発再稼働反対1万人委員会とすると、1万人集まればいい、数さえ集まればいいのかと自分自身で意識がいってしまって勘違いしてしまう恐れがある。
原田:生存権を守るのが最終目的。
村上:どっちに重点を置くかですよね。「広島市民の生存権を守るために伊方原発再稼働に反対する1万人委員会」はどうだろうか。オリジナルのほうはパッと見て原発反対とわかりやすいが。
佐藤:「広島から伊方原発再稼働に反対しよう委員会」はどうだろうか。
哲野:これは不可だと思います。四国の地元の反対運動を支援していこうという運動があるがこの目的も入ってしまう。
佐藤:地元の運動を支援するのは近道ではないのか。
哲野:近道ですが、外人部隊での応援はこれはこれで大事。でも最大の応援は広島市から反対の声をあげること。
原田:自分の問題として広島で伊方を反対することが大事。
哲野:もし広島市議会で反対決議が上がれば、一番影響を受けるのは松山市議会だと思う。
原田:松山市民が動かないと。
堀江:私も原田さんも松山のデモに行き8000人集まったが、新聞も小さな記事だった
原田:人を応援するというのは私の感じ方かもしれないが、やはりどこか他人事。誰かのためというのは偽善が混じっている。自分が生きるためだと思う。
網野:自分を守ることは他人を守ることに繋がる。
堀江:上関は一段落したのか。安倍さんは止めると言ったが。
哲野:あれは本音じゃない。
溝田:エネルギ―政策が立てば、再稼働の次は新増設になっていく。そしたらまた上関が浮上する。
哲野:候補地はいま2つしかない。上関と東通。建設中は大間と島根。東通はない。日本の原発業界にとって上関は虎の子だ。
溝田:「1万人」にこだわらず入れない方がいいのでは。
原田:さらにその先を目指して?
哲野:有権者94万人だから1%強。そうなれば次の政治課題を突き付けられる。長期的なゴールを今出さない。1万人集まって目的を達したら次の組織に脱皮していけばいい。
網野:私は次の運動には参加しない、と言う人もいるだろう。
哲野:だから1万人集めてこの委員会は終わりでいい。1万人にすることがとりあえずの目的。それに別な目的があるのはフェアではない。
村上:「1万人の会」というのはどうか。委員会というのはどういう組織なのかと思う。
哲野:委員会と使ったのは「広島市民の生存権を守る」仕事を市民から委託されているんだという気概を表すために使った。(Commission)

名称「広島市民の生存権を守るために伊方原発再稼働に反対する1万人委員会」
名称「伊方原発再稼働に反対し広島市民の生存権を守る1万人委員会」

村上:元の名称の方がいい。原発を反対し生存権を守る
重広:生存権を守るため原発に反対がしっくりくる
堀江:広島市や広島県に生存権問題ではないと言わなさいようにするためには、広島市民を先に持ってきた方がいい。
哲野:元のは並列関係、広島が先に来ると意味が違う。どちらがいいか。

堀江:混ぜかえすようだが、島根はどうなっているのか。伊方を取り上げたのは伊方が早いから?
哲野:伊方が一番近いから。単に近いだけでなく原子力規制委員会のシミュレーションによると、広島市は1週間で4mSvの被曝、福島現地で言うと、避難解除準備区域。原子力災害対策指針でも一時移転になる対象区域になる可能性がある。島根原発は100キロ圏内に三次市や安芸高田市が入る。
網野:伊方原発反対のこの運動で被曝などの知識がついてどうなるかというイメージを持ってもらえるのでは。そうしたら島根原発の危険性も具体的にイメージを持ってもらえて力になると思っている。広島市民にとっても水源が汚されるから。
堀江:島根原発には反対しないのかという声も出てくるのでは。
哲野:実際デモで歩くと、たくさんそういう声がある。その都度説明している。
網野:四国のよそのことより、地元広島にある中電の島根を反対すべきという声はたくさんある。そういう人は伊方原発が一番近いと言う事を知らない。

一ノ瀬:名称について特に意見はありません。

その後諸々意見あり
「広島市民の生存権を守るために伊方原発再稼働に反対する1万人委員会」に決定。

※「広島市民の生存権を守るために伊方原発再稼働に反対する1万人の委員会」という、1万人を目指すというニュアンスを伝えるため「の」を入れてはどうかという意見もあったが、委員が1万人いるという意味合いが強くなる。「1万人を目指す委員会」や「1万人目標委員会」も出たが、「の」を入れるのは見送ることになった。

略称候補:①1万人委員会
     ②広島1万人委員会
     ③ヒロシマ1万人委員会

村上:カタカナのヒロシマは意味合い違ってきますよね。被曝都市という意味あいが強くなる。原爆との関係が強くなりすぎるような気がします。
原田:カタカナのヒロシマはやめた方がいいと思う。
哲野:堀江さんどうですか。
堀江:えいや2番目
一ノ瀬:2番目
溝田:広島の生存権と1万人目指すとなると2番目。
哲野:3番目は落選だね。全国区で考えたい。村上さん、大阪からの目でどうですか。
村上:2番目がわかりやすい。
重広:そういう事なら2番目

略称は「広島1万人委員会」に決定。

◆5.委員会参加用紙、配布・記入

参加申し込み書について重広による説明
▽1について
個人で参加は構わないが政治団体、宗教団体の活動を持ち込まないでほしいという意図。
▽3の会費について

哲野:3の会費について議論するには責任が重くなる。ここからは会員以外しか議論できなくなってくる。後で納得のいく金額を決めていただければいい。
溝田:私は色々活動している。これに専念できない。
原田:委員と会員は違う。会員から委員を選出し責任があってほぼ専念するのは委員。

◆6.規約の討議・決定

別紙「規約」参照
哲野:このままだと会員が意見を言う場がない。総会が必要。
溝田:軽い気持ちで全員集まるのなら1か月に1回。
網野:総会はみんなで対等にしゃべって、その直後に委員会を開けばいいのでは。
原田:諮問委員もここに。全員が参加できる。

◆7.意思決定委員会委員の選出

佐藤さん、及び「結・広島」の原田、哲野、網野、重広は全て委員。

◆8.委員長・委員長代行の選出、事務局長選任

委員長:原田二三子
委員長代行:佐藤栄美子
事務局長:網野沙羅

◆9.当面の行動計画を討議・決定

次回総会は2月2日(日)13:00~