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第10回総会 報告

11月16日(日)の第10回総会の報告です。

時間:16:00~18:00
会場:広島市中央公民館 研修室3
参加者:網野 佐藤 重広 田尾 哲野 原田
(堀江さんより欠席連絡あり)
司会:網野さん

1.アドバイザーとして1万人委員会にご参加くださった田尾さんの紹介
  紹介議員になってくださり、請願採決に向けてご尽力いただいている田尾健一さんが、お忙しい中総会にご参加くださいました。
  「福島原発事故で明らかになったように、原発問題は『生存権侵害』の問題です。
  伊方原発再稼働問題について、市議会で何度か質問したが、原爆被爆地であるにもかかわらず松井市長の歯切れは悪い。
  あくまでも原発問題を『エネルギー問題』としてとらえようとしている。」とお話しくださいました。

2.12月議会での請願採決に向けての取り組みのしかたについて
  請願が付託されている広島市議会の「経済観光環境委員会」所属議員で紹介議員になってくださっているのは、現在、月村俊雄さんだけ。
  ☆
  田尾さんのお骨折りにより、12月の常任委員会で、月村さんが採決動議を行ってくださることになった。
  委員会は傍聴可能で、採決は挙手による。
  →採決動議が出ても、採決にならない可能性も高いが、これは大きな一歩としてとらえるべき。
  ☆
  月村さんに、理由説明をしていただきたい。 
  →田尾さんを通して、月村さんにお願いしていただく。
  ☆
  経済観光環境委員会委員長の竹田さんにお会いしてご挨拶しておきたい。
  →田尾さんを通して、竹田さんにお願いしていただく。

3.市議会議員へのアンケートについて
  ・この日の討議をもとに、先ほどお送りしたような形にまとめました。(最終チェックをよろしくお願いします。)
  ・11月25日に、市議会の各会派の控え室に各会派所属の議員さんの分を封筒に入れて持って行き、記入をお願いしておく。
  後日、また回収に行く。

4.その他
  ・紹介議員に、共産党の3名の議員さんが新たに加わってくださるとの連絡を受け、手続きのための書類を、網野さん、哲野さんが届けてくださった。紹介議員は9名になる。
  ・「原発・放射線リスク研究会」が、「中央公民館合同フェスティバル」(2月28日~3月1日)に参加する。パネル展示を行う。
  ・12月の「伊方デモ」:12/20(土)、12/27(土)  

次回は、12/21(日) 13:00~
16:00 広島市中央公民館 工芸室 です。

第54回伊方原発再稼働を止めよう!11月22日チラシに重要な誤りがあります

第54回伊方原発再稼働を止めよう!11月22日チラシに重要な誤りがあります。
テーマは深層防護の第5層、広域避難計画の審査権限を誰も持っていない、という箇所です。
先に関係個所を引用いたします。

▼6P左コラム
「避難計画の実効性を規制委は審査しない、審査する権限はない、という話もここから来ています。5層まで規制委員会が担当する法体系をもっている アメリカ とここが大きく違うところです。アメリカの規制委員会は5層すべてに責任を負っていますので、住民避難計画の実効性にも責任を負っています。です からこれ を審査する権限ももっています。ところが、日本の規制委はいいっぱなしで、その実効性を審査する権限をもっていないのです。」

アメリカの原子力災害避難計画の実効性を審査する行政機関は直接にはFEMA(緊急事態管理庁-Federal Emergency Management Agency)であり、アメリカ原子力規制委員会(NRC)ではありません。原子力規制委はFEMAに対して意見具申する権限を持っています(FEMAは NRCに意見を聞かなければならない)が、審査権限はFEMAが持っています。従って、上記の箇所を以下のように訂正します。(訂正箇所赤字)

「避難計画の実効性を規制委は審査しない、審査する権限はない、という話もここから来ています。5層まで規制委員会が担当する法体系をもっている アメリカとここが大きく違うところです。アメリカの規制委員会は5層すべてに責任を負っていますので、住民避難計画の実効性にも責任を負っていま す。ですから、避難計画の実効性を直接審査するFEMA(緊急事態管理庁-Federal Emergency Management Agency)に意見具申する権限ももっています。ところが、日本の 規制委はいいっぱなしで、その実効性を審査する権限をもっていないのです。」

実際に、アメリカの原子力規制行政全体とアメリカの国家危機管理システムの関係は私にもまだよくわかっておらず、現在NRCやFEMAに問い合わ せを出して確実な第一次資料のありかを調べているところです。(日本の報道や原子力規制委員会の説明などが不正確というわけではないのですが、ア メリカのシステムですのでやはり第一次資料に当たって確認する必要があります。)しばらく時間がかかると思いますが、一定程度判明したところでま たご報告いたします。

以上、現時点で明らかな誤りは上記のように訂正いたします。ご迷惑をかけ、申し訳ございません。
なお、PDFは修正済みのものをアップロードしております。

▼結・広島サイト
http://www.hiroshima-net.org/yui/pdf/20141122.pdf
▼広島2人デモサイト
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20141122.pdf

文責者 哲野イサク